魅力ある仕事に就くことは難しいものです。人は誰もが望みを持っていますが、それを叶えることは現実には難しいものです。また、希望する仕事に携われるようになっても、実際に業務に取り掛かってみると想像とは違ったというケースも多くあります。そしてそれは、モチベーションにもつながることになります。ただ、いかにやりがいを感じることができるかは、それが好きな仕事であるか否かはあまり関係ないようです。要は自分がその携わる業務に魅力を感じるようになれるかどうかということです。

普段の仕事は同じような業務の繰り返しとなることが多いので、多くの人がマンネリ気味になってしまいます。その結果興味が薄れたり、モチベーションが低下したりするわけです。あるいは職場での不満がストレスとなり、転職を考えるようになることもあります。けれども、どんな業務であっても仕事に魅力を見出すことは可能です。

それは、担当する仕事をどこまで深く追求できるかにかかっています。何事も、トコトン追求すると奥が深いものです。ある企業の創業者は掃除を通して、その物事を追求する姿勢を学んでいると語ります。掃除という行為を追求するだけでも、多くの学びを得ることができるわけです。

そして人間は自分の成長を感じることができれば満足感を得ることができます。そのような満足感を得ることができる業務に対して、魅力を感じるようになるわけです。つまり、自分の普段の取り組み方一つで、どのようにも捉えることができるということです。